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もっと知ってほしい 肺がんのこと

2018年10月15日

国際医療福祉大学三田病院の『健康セミナー』に参加しました

テーマは『もっと知ってほしい 肺がんのこと』
~肺がんを通して考える 予防・発見・治療 そして緩和ケア~

国際医療福祉大学三田病院 呼吸器外科部長
医療相談支援緩和ケアセンター長の
林 和(はやし あえる)先生です

もっと知ってほしい肺がんのこと

肺がんは "禁煙" など 生活習慣を変えれば がんになるリスクを減らすことができます
煙草を吸っていなくても "受動喫煙" はリスクファクター(危険因子)です

林先生のお話は "喫煙" が健康に影響するお話からスタートしました

肺がんの死亡率は ...
男性の24%・女性の14%
あらゆるがんの中で最も高いです

日本人の肺がんの原因は ... "喫煙" と "受動喫煙" が一番多いです

"喫煙" が原因の割合は ...  男性が 29.7%・女性は 17.5% 

 

がんの進行と治療について ...
がんは細胞が変異してから10年~20年すると1cmの大きさになり それから1~2年すると2cmになります
検診で早期発見することにより約95%の人が治るそうですから がん検診を毎年受けることが大切ですね

肺がんの病期診断(進行度)はどの位の大きさなのか? 他の臓器まで広がっていないかどうかの検査を行い がんの進行度合(病期・ステージ)を決めます

病期は TNM分類法 によって評価されます
:原発巣の広がり
:リンパ節への転移
:多臓器への転移(遠隔転移 ... 脳や腎臓に転移しやすい)

治療方法は主に 外科手術・化学療法(抗がん剤などの薬)・放射線療法の3つです
がんの種類や状態などにより選びますが いくつかの治療法を組み合わせることもあります
患者は自分の病期・治療法などについて十分な説明を受けて理解した上で どのような医療を受けるか選択することが最も大切です
治療法を理解し価値観や希望する生き方を考え 自分で選ぶという意識が大切です
治療方に納得がいかない時にはセカンドオピニオンで別の医師の意見を聞いてから決める方法もあります

緩和ケアとは ...
【WHO緩和ケアの定義】
緩和ケアとは生命を脅かす病に関する問題に直面している患者と家族の痛み その他の身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に同定し適切に評価し対応することを通して苦痛を予防し緩和することにより 患者と家族のQuality of Lifeを改善する取り組みである

様々な場面 例えばがん治療中に生じるつらい症状・難治がんの診断などの悪い知らせ・経済的負担や家族の問題・がんの進行および終末期のケアなど多面的にとらえたトータルケアです
早期からケアを受け あらゆる苦痛を対象とした切れ目のない質の高い緩和ケアを受ける環境を整えることが大切です
体の不調だけではなく悩みや不安 また気力の低下や不眠など ... 軽減しながら治療できる環境があることは患者にとってありがたいですね


日本のがん対策について ... 平成19年4月に「がん対策基本法」が施行されました(5年ごとに更新)
「がん対策加速化プラン」について詳しく教えていただきました

実施すべき具体策プランの3つの柱は ...
・「がんの予防」 ... 避けられるがんを防ぐ
  がん検診・たばこ対策・肝炎対策・学校におけるがん教育
・「がんの治療・研究」 ... がん死亡者の減少
  がんゲノム医療・標準的治療の開発・普及・がん医療における情報提供・小児世代のがん/希少がん対策・がん研究
・「がんとの共生」 ... がんと共に生きる
 就労支援・支持療法の開発/普及・緩和ケア


今年の7月「健康増進法改定案」が可決成立して受動喫煙対策が義務付けられることになりましたが WHO基準(4段階)で現在日本の受動喫煙対策は最低レベルです
「改正健康増進法」が東京五輪・パラリンピック直前の2020年4月に全面施行されます

私は日頃から歩き煙草している人がいると煙が気になり つい避けるように早足で歩いてしまいます(地域差がありますね)
みんなの健康のため もう少し厳しい規制を進めてほしいと考えている人も多いのでは ...

肺がんについて様々な方向からのお話を聞かせていただきました
がんの治療法は日々進化しています
情報を知って少しでも社会貢献につなぐことができればと感じています



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