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血液がんを学ぶ

2018年09月23日

市民公開講座「血液がんを学ぶ」

今回のプログラムは ...
「多発性骨髄腫」についてと
「急性リンパ性白血病 ~ 動き始めた新しい治療」

どちらも大変な病ですね
専門の医師から病気のことや治療方法など学ばせていただきたいと思って参加しました


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会場は治療中の方や患者さんの身内の方々の姿が多いようです

「血液のがん」とは ...
白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫が3大血液がんと呼ばれています
私たちの骨の中には造血細胞があり血液が作られます
造血細胞が分化する過程で がん化することにより起こるのが「血液のがん」です
臓器や皮膚にできる「がん」は組織に癒着して潰瘍という塊を作りますが「血液のがん」は組織に接することなく細胞が多発的に同時に繁殖をくり返します


オープニングの挨拶に続いて「多発性骨髄腫」治療経験者の体験談を伺いました

続いて 大阪大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科・准教授の柴山 浩彦先生から「多発性骨髄腫」についてのお話を聞かせていただきました
「多発性骨髄腫」とは体を守る抗体を作る「形質細胞」に異常が起こる病気です
「形質細胞」が がん化(骨髄腫細胞)すると 役に立たない抗体(M蛋白)を作って骨髄で増殖してしまいます
貧血・骨病変(骨粗鬆症)・腎障害・高カルシウム血症・免疫力の低下により感染しやすくなる等の症状があるそうです
治療方法は 適応する人はあらかじめ "造血幹細胞採取" して冷凍保存してから大量の抗がん剤を用いて骨髄腫細胞を死滅させて そのあと保存しておいた患者さん自身の "造血幹細胞" を再び体内に戻し(移植し)血液を正常に回復します
高齢者や条件によってはお薬での治療になるそうです
治療法は近年ますます進歩していて有効なお薬が開発されているそうです

休憩をはさんで「急性リンパ性白血病」治療経験者の体験談を伺いました

続いて 東京大学医科学研究所 分子療法分野の 東條 有信先生から「急性リンパ性白血病 ~ 動き出した新しい治療」についてのお話を聞かせていただきました
「急性リンパ性白血病」とは 造血管細胞からリンパ系に分かれた幹細胞(リンパ系幹細胞)が がん化した病気です
小児と高齢者に多いと伺いました
様々な染色体の異常があるそうですが 最も多い染色体の異常は「フィラデルフィア染色体」
"血液分化の模式図" の説明も伺いました
とても難しい内容でしたので確実にお伝えする自信がありませんので簡単に書きます
治療方法は従来の抗がん剤(DNA補修)だけではなく分子標的薬(がん細胞に標的を絞って攻撃する)や抗体医薬が次々に登場しているそうです
また新たな免疫療法の登場により がんを集中的に攻撃できるように進歩しているそうです

最後は質問コーナーでした
多くの治療中の方々が治療の進め方について具体的に質問されていました
治療が長期に渡る中で副作用やメンタルの問題が大きいそうです
"造血幹細胞移植" の入院治療を体験した人は皆さん二度としたくないと言われるそうです
しかし入院中はすぐにフォローしてもらえるから良いけれど 退院後はそれがないので大変だったとも話されていました

QOL(生活の質)を考えると 特に高齢者は過酷な治療をするかしないかを選択するのもひとつの方法と考えられるそうです
強い副作用より自分らしい笑顔で過ごすことにこだわりたいという選択も理解できるように感じられます
病気を超えて健康を取り戻された方が積極的にチャリティー活動されていらっしゃることも知りました
終了時間は予定をはるかに過ぎた16:30頃でした

現代はストレスの多い時代ですから 毎日を健康維持しながら自分らしく生活できるよう心がけたいと思います



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